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オリゴ糖の特徴や効果

オリゴ糖は、最近は甘味料として料理や飲み物に使う商品も発売されているので、砂糖のようなイメージを持っている方も多いかもしれませんね。
ですが砂糖とはまったく別のもので、オリゴ糖というのはブドウ糖や果糖などそれ以上分解されない最小単位の単糖が複数結合したもので、2つ結合している麦芽糖や蔗糖、マルトオリゴ糖(3糖類)、4糖類などがあります。
ちなみに、単糖が何万も結合しているものは多糖類と言って、澱粉やセルロースがこれにあたります。

 

普通の糖類は、胃や小腸で消化吸収されますが、オリゴ糖は消化吸収されないという特徴を持っています。
消化液や消化酵素にも強いので、オリゴ糖がもつ働きはそのまま大腸まで届いて作用する、というのも特徴と言えるでしょう。
その働きというのは、ビフィズス菌など善玉菌の餌になるということです。
腸というのは、消化吸収活動をするのはもちろん、栄養を吸収するという大切な役割も持っています。
しかし悪玉菌が優勢になってしまうと、便の排出がスムーズに行われなくなるため、腐敗した便から有毒ガスや有害物質が発生してしまい腸内環境が悪化して栄養の吸収率が低下してしまいす。
また有害物質は血液とともに全身に回ってしまうので、肌トラブルが起きたり、内蔵器官の働きを低下させて体調に悪影響を及ぼします。
そんな悪玉菌を減少させるには、善玉菌を増殖しなくてはいけないのですが、オリゴ糖は善玉菌となって増殖を促進してくれるのです。

 

善玉菌が優勢になれば、腸内環境も改善されて便もしっかり排出されるので、便秘の改善はもちろん肌トラブルや体調不良の改善にも効果が期待できます。
栄養もきちんと摂れるようになるので、体の中から健康にもなります。
さらに、腸内にある余分なコレステロールや胆汁酸を排泄するという働きもあるので、動脈効果の予防にもつながります。
一般的にはオリゴ糖=便秘解消と言うイメージがありますが、善玉菌の増殖をサポートする働きで、あらゆる健康効果を得ることが出来るのですね。

 

種類

 

オリゴ糖には約20種ほどの種類があり、天然由来のものではトレハロース、ラクトース、スクロースなどがあります。
一般的には、難消化性で胃や小腸で消化されずに大腸まで届き、腸内環境を整える目的でオリゴ糖を摂取する方が多いと思います。
それぞれの種類によって具体的な特徴は異なるので、オリゴ糖の摂取をする場合は、その特徴によって選ぶといいでしょう。

 

難消化性のオリゴ糖の中でも、もっともメジャーなのがフラクオリゴ糖です。
フラクオリゴ糖は消化酵素でも分解されにくいという特徴があり、低カロリーの甘味料として使われているオリゴ糖です。
腸内の環境を改善するのはもちろん、虫歯を引き起こすミュータンス菌の餌にもならないので、虫歯予防が出来るという特徴を持っています。

 

母乳に多く含まれるのがガラクオリゴ糖で、これは単糖のガラクトースが主成分となります。
ガラクオリゴ糖の特徴は、タンパク質の消化吸収をサポートしたり、ミネラルの吸収率を高めるというものです。
腸内環境を整えるという働きもありますが、栄養の消化吸収に大きく関わるので、健康にも美容にも良いオリゴ糖と言えるでしょう。

 

ブドウ糖が主成分となるのがイソマルトオリゴ糖というもので、熱や酸に強く、また防腐作用を持っているという特徴があります。
この防腐作用を活かして保存食に用いられることも多いイソマルトオリゴ糖は、旨みやコクを出す働きもあります。
代表的なものでは、味噌や醤油、はちみつなどにたくさん含まれています。

 

砂糖よりも50%もカロリーが低く、それなのに甘味は70%もあるのが大豆に含まれるダイズオリゴ糖です。
ダイズオリゴ糖は、他のオリゴ糖と同様に熱や酸に強いという特徴があるのですが、それよりもすごいのは少量でも腸内の善玉菌を増殖させるというところです。
大豆には必ず含まれるオリゴ糖ですし、加熱処理や加熱調理をされていてもきちんと残るので、味噌や納豆などを毎日食べるだけで手軽に摂取出来るのも特徴と言えるでしょう。

 

 

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